歯医者さんは痛くなってから通うという方もいらっしゃるかもしれませんが、
むし歯も歯周病もならないこと、ひどくしないことが重要です。
特に歯周病は成人の8割以上が歯周病になっていると言われています。
年齢とともに歯ぐきは衰えていきます。
毎日の歯磨きだけでは取りきれない、隙間や奥歯に汚れがたまることで歯周病が進行します。
定期的に綺麗にすることで、良い状態をなるべく長持ちさせることができます。
歯や歯ぐきはもちろんですが、唇、頬、舌、喉など口の周りや口の中の組織をまとめて「口腔」といい、
「話す」「食べる」「飲み込む」すべてに関係します。
当院では歯科医師、歯科衛生士、言語聴覚士が協力して「話す」「食べる」「飲み込む」をサポートして、
「口が体の一部として、患者さんが少しでも長く健康でいられるように」を一番に考えています。
超高齢社会(総人口1億2,671万人に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は3,515万人(27.7%)、65~74歳人口:1,767万人(13.9%)、75歳以上人口:1,748万人(13.8%):2017年10月1日)となり多くの人が何かの病気をかかえています。
近年、口腔内と全身の関係性が重要視されてきています。代表的なものとして糖尿病と歯周病の関係があります。糖尿病の方は歯周病が悪化しやすく、歯周病も糖尿病を悪化させるという報告が出されました。
また、人工物が体内にある方では、歯周病の菌が体内の人工物に付着して感染症となり命にかかわる病気になることもあります。
口腔内をきちんとケアする事で全身の病気の予防や悪化防止にもつながるのです。
お体が不自由であったり、ご病気をお持ちの方ほどご自身でのケアを行いにくく、治療が必要な状態になりやすくなります。患者様の状況に応じて一人ひとりに適した治療を行っていきますので、安心してご来院ください。