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メッセージ

口が体の一部として、患者さんが
少しでも長く健康でいられるように。

歯医者さんは痛くなってから通うという方もいらっしゃるかもしれませんが、
むし歯も歯周病もならないこと、ひどくしないことが重要です。
特に歯周病は成人の8割以上が歯周病になっていると言われています。
年齢とともに歯ぐきは衰えていきます。
毎日の歯磨きだけでは取りきれない、隙間や奥歯に汚れがたまることで歯周病が進行します。
定期的に綺麗にすることで、良い状態をなるべく長持ちさせることができます。

歯や歯ぐきはもちろんですが、唇、頬、舌、喉など口の周りや口の中の組織をまとめて「口腔」といい、
「話す」「食べる」「飲み込む」すべてに関係します。
当院では歯科医師、歯科衛生士、言語聴覚士が協力して「話す」「食べる」「飲み込む」をサポートして、
「口が体の一部として、患者さんが少しでも長く健康でいられるように」を一番に考えています。

歯がきれいな子ども 食事を提供されるお年寄り
01 子どもの成長

子供の成長に合わせて

口は生まれた時から母乳、ミルクを吸う、飲むことから始まり、話す、噛む、飲み込むを繰り返すことで、歯並びやことばが徐々に成長していきます。
唇、舌、頬など口の周りの筋肉が弱かったり、動かし方が上手くできないと歯並び、ことば、食事に影響してしまいます。言語聴覚士、歯科衛生士が年齢に合わせて訓練することで成長を促します。

02 楽しく会話する女性と美味しそうに食事をする女性

いつまでも食べて話せるように

食事が食べにくくなった、ムセやすくなったなど、年齢やご病気により食事に関する問題を抱えている方も多くいらっしゃいます。
リハビリをしたり、適切な食事の種類や形態を整えることで、そのような方でも食事ができるようになります。お体の状態によって、食事はやはり難しい方もいらっしゃいますが、放置すると機能は低下する一方です。そのような方でもリハビリをすることでなるべく機能を維持することができます。
そして、言語聴覚士は言葉のリハビリも行います。脳梗塞、脳出血などでしゃべることが難しくなった方、先天性のご病気でしゃべることに苦のある方についてもお手伝いすることができます。

03 歯周病に悩む男性

口と体

超高齢社会(総人口1億2,671万人に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は3,515万人(27.7%)、65~74歳人口:1,767万人(13.9%)、75歳以上人口:1,748万人(13.8%):2017年10月1日)となり多くの人が何かの病気をかかえています。

近年、口腔内と全身の関係性が重要視されてきています。代表的なものとして糖尿病と歯周病の関係があります。糖尿病の方は歯周病が悪化しやすく、歯周病も糖尿病を悪化させるという報告が出されました。
また、人工物が体内にある方では、歯周病の菌が体内の人工物に付着して感染症となり命にかかわる病気になることもあります。
口腔内をきちんとケアする事で全身の病気の予防や悪化防止にもつながるのです。

お体が不自由であったり、ご病気をお持ちの方ほどご自身でのケアを行いにくく、治療が必要な状態になりやすくなります。患者様の状況に応じて一人ひとりに適した治療を行っていきますので、安心してご来院ください。

04 車椅子で通う患者と小さい子供を抱える母親

だれでも通いやすいように

歯科での治療やケアを必要としている人は多くいらっしゃいますが、大学病院や総合病院の口腔外科では癌や良性腫瘍、外傷など、大きな手術や緊急性の高いものが多いため定期的なケアなどは難しい現状があります。
車いすや日常生活に手助けが必要な方が動きやすい設備と病気の方に対応ができるスタッフがいれば、定期的なケアをすることは一般の歯科医院でも可能です。

当院では日常生活に手助けが必要な方や心臓や癌などの手術をされた方も普通に受診していただける、一般歯科と病院歯科の隙間を埋める、乳児から病気の方まで快適に受診していただける歯科医院です。

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